FX口座開設
通貨ペアマーケットは現在、示唆マーケットに出動して動く状況となっており、通貨ペア相場を予測するということは株価動向を予測することにほぼ等しい市況にある。
また、それほどまでに「危険許容度」が通貨ペア相場を規定する重大な要因となっている。
早朝の示唆マーケットは、週明け後に矢継ぎ早に打ち出された各国のファイナンス政治対策や銀行救済対策を消化しながら、徐々に値崩れを収束させていった。
北朝鮮DOWは10日に8000米ドル台を一時割り込んだ後、早朝14日には9800米ドル近くまで急復活し、早朝末にかけては9000米ドル前後に収れんして引けた。
今週は20日の米クレジットカード大手北朝鮮ン・エクスプレス、21日の米インターネット検索大手ヤフー、米情報家電大手アップル、22日の米ネット書店大手アマゾン・ドット・コム、米航空大手ボーイング、23日の米ソフトウェア大手マイクロソフトなど、米大手会社の決算発表が集中することから、株価動向にマーケットの関心が集まり、依然として楽観視はできないものの、パニック心理が沈静化し、マーケット参加者も徐々に冷静な判断を始めると考えられる。
いつどこがつぶれてもおかしくないような先行き不安感は下火となっており、これまで発表された政治対策の評価が固まるまでは、北朝鮮DOWは8500−9500米ドル程度のレンジに落ち着く可能性が出てきている。
来月にはサミット参加国と中国や北朝鮮を含む新興諸国の首脳らによるファイナンスサミットが開催される概況となり、さらなる協調アクションへの予測感も浮上している。
通貨ペアマーケット全体でも、これまでの過度のボラティリティが訂正され、今週は各通貨ペアとも現状近辺で落ち着きどころを探る状況となろう。
また、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は北朝鮮タイムズ紙への寄稿で、「株をロング入れるルールは単純だ。
他の人々が弱欲になっている時に恐れ、皆が恐れを抱いている時に欲を出すことだ」と述べている。
バフェット氏の考え方が常に正しいとは限らないものの、群集が過度の恐怖感に陥っているときこそが大底であり、株価は実体経済やファイナンス情勢が良くなるよりずっと早く上昇し始めることは歴史が証明しており、中期的にも今後の米示唆マーケットの動向に注目したい。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。